2020-05-23から1日間の記事一覧

太宰治「ヴィヨンの妻」その3

【ウントク・ヒョウトク】 S 「ケケケと妙に笑いました」というこの子どもを小説に書くのは、今だったらリスキーでしないでしょう。どうしてこの坊やは「阿呆」になっているのだろう? Kこれは実体験ですよね。津島佑子が書いている。 S 実体験だからといっ…

太宰治「ヴィヨンの妻」その2

【ネットワークとしての家】 H 妻が家を出たというのが大きいのではないか。家同士がつながる、飲み屋さんの家と大谷の家がいつの間にかくっついてしまう。僕は「清貧譚」が好きだから、家を出て、家に入ることに注目している。 S 家を出るという時の家は、…